先週、アップル社はApple Eventにて、新製品iPhone 7、iPhone 7 Plus、及びApple Watch 2を発表しました。iPhone 7 Plusの驚くべき機能のひとつが二重レンズカメラで、12MPの広角レンズと望遠レンズを搭載しています。また、フロントカメラには広色域キャプチャが搭載され、解像度が7MPと高くなりました。カメラの品質が向上したのは良いことですが、だからと言って、あなたが他の人よりも上手に写真を撮ることができるわけではありません。iPhone 7/7 Plusを使ってより美しい写真を撮るコツは以下の通りです。
iPhoneでより優れた写真を撮る方法
１．グリッド線を使う
グリッド線を使えば、ビジュアルアートの法則、三分割法を活かしてより良い写真を撮ることができます。画面が、縦横２本ずつ等間隔で引かれた線で９分割されます。構図の中心に置きたいものを４つの交差点のどれかに合わせれば、写真がまとまると言われています。例えば、床の上で寝ている猫を写真に収める場合、４つの交差点のどこかに猫を持っていく、といった具合です。
iPhone 7や7 Plusのこの機能を使って写真を撮ってみてください。グリッド線を表示させるには、iPhoneの「設定」から「写真とカメラ」を開き、「グリッド」をオンにします。
２．ピントを合わせるものを決める
ピントをどこに合わせるかによって、写真の印象が変わります。まず、下の写真を見てください。
左の写真は机にピントを合わせているので、おもちゃはぼんやりと写ります。一方、右の写真はおもちゃにピントを合わせているので、おもちゃは明るく写っています。写真を撮る前に被写体を決め、画面をタップしてピントを合わせてからシャッターボタンを押します。フォーカスフレームが表示されたら、明るさを調整することができます。
３．HDRオートをオンにする
HDRとは、High Dynamic Range（ハイダイナミックレンジ）の略で、これをオンにするとiPhoneが画像を実際よりも美しく仕上げてくれます。下の写真を見ると違いが分かります。
カメラを開いて、「HDR」をクリックし、「オン」にすればこの機能がオンになり、より美しい写真を撮ることができます。
４．パノラマを使う
パノラマを使えば、より美しい写真を撮ることができます。新しい機能ではありませんが、見ている景色をそのまま写真に撮ることができる素晴らしい機能です。電話の下に表示されるオプションの中から「パノラマ」」を選びます。「パノラマ撮影のときはiPhoneを連続的に動かしてください。」というメッセージが現れたら、上の矢印をクリックして、撮影の方向を変えることができます。方向を決めたら、シャッターボタンを押して、iPhone 7または7 Plusをゆっくり慎重に動かし、撮影が終わったらボタンを押します。
５．バーストモードを使う
被写体が動いている場合、どうやったらiPhone 7/7 Plusで上手に写真を撮ることができるのでしょう。心配する必要はありません。バーストモードがあります。これは動いている被写体を写すときに便利です。シャッターボタンを押し続けている間、写真が連続撮影されます。連写をやめると、撮影された枚数が画面に表示されます。気に入った写真がない場合は、すべてを一括削除することもできます。
6.第三者アプリを活用する
アプリを使って写真を撮ります。VSCOはiPhoneにダウンロードできる素晴らしいアプリで、写真のコントラスト、露出、傾き調整など、写真を加工する機能がいくつも付いています。写真の縦横の向きを変えることもできます。
７．ズームインする
ご存知の通り、写真を撮っている間にズームインすると、写真の品質が落ちます。しかし、iPhone 7 Plusには２倍光学ズームの広角レンズが付いており、品質を劣化させることなくズームイン写真を撮ることができます。こうした機能があれば、iPhoneでより美しい写真を撮ることができるかもしれません。また、背景をぼかすこともできます。
ヒント
こうした方法を使えば、より美しい写真を撮ることができます。良いポートレート写真を撮るには、美しい背景を選び、しゃがんで撮ります。写真を撮った後は、AirMoreを使ってiPhoneからパソコンに写真を転送し、こうした貴重な思い出を保存しておきましょう。
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